ちょっと変わった方言

ちょっと変わった方言

方言はどこの地方にもあり、石川県にも金沢弁という方言があります。
面白い方言がたくさんありますが、中でもちょっと聞いただけでは意味不明な方言をご紹介します。

 

まずは「ズッパ」。イタリア語ではスープを意味しますが石川県では違います。
これは靴のかかとを踏んで履くことを指すのです。語源はズックをスリッパのように履くということで、行儀が悪いのでマイナスイメージの言葉です。
小学校では先生が「ズッパはダメ。ちゃんと履きなさい!」と注意する声がよく聞こえるでしょう。

 

次に「かたがる」です。これは動詞です。
語るや騙るとは無関係な言葉です。意味は、傾いている、水平じゃないという意味になります。
語源は不明ですが、「片方が落ちている」が、「かたがる」に転じたものではないでしょうか。
しかし、傾くとは少しニュアンスが違うのです。
標準語にはしっかりマッチする言葉が見つからないのですが、イメージとしては、壁にかかった絵や時計が少し横に傾いているときに、「かたがっている」と表現します。
しかし立てかけてあるほうきなどが「かたがっている」とは言いません。ポイントは水平じゃないかどうかに尽きるでしょうか。謎の多い言葉です。

 

次に「はがいしい」です。
これは罵倒する言葉で、転じて「はげしい」などとも言われます。
語源はどうやら「歯がゆい」から来ているようですが、歯がゆいと異なりこの言葉の対象の殆どが人物になります。
石川県ではバカとかアホという言葉より先に「はがいしい」という言葉が出ます。罵倒された人は理解不能ですが、この言葉を喋る相手は大抵怒っているので、雰囲気で伝わる可能性があります。
似た罵倒言葉に「だら」がありますが、これは「あほんだら」から転じたものでしょう。

オススメランキング画像